用語辞典

研修用語の意味「マネジメント」

仕事をしていくと様々な能力を身につけることになります。 最初は仕事そのものに慣れることから始まり、任せられた仕事をこなしながら仕事を覚えていきます。だんだんとできる仕事が増えていってやがて他の従業員をまとめる役割を任されるようになります。ここで求められるのがマネジメント力です。 これまでは一人でやっていた仕事から自分だけではなく周りの従業員の状況を把握し、役割分担をしたり作業の指示をしたりします。この能力はそれまで身につけたものとは違った種類の能力なのでそれまでの延長でこなそうとするとうまくいかないことがあります。マネジメント力が不十分なために仕事につまずいてしまう恐れもあります。 それではマネジメント力とはどのようなものでしょうか。ここでは「把握」「調整」「伝達」という観点から考えてみましょう。 まずは「把握」です。自分一人の時と違って周りの人たちがどういった能力があり、どういった役割があり、今どういったことをしているのかということを把握する必要があります。 把握の次は「調整」です。個々のやりたいことをさせるのではなく、任された集団内でバランスをとって業務を遂行していく必要がありますから、誰に何をしてもらうのかということを調整するのです。場合によってはバランス良く、場合によっては優先順位の高いところに集中してといった労力を効率良く配分していくことが必要です。 調整していくためには「伝達」が欠かせません。他の従業員にこちらの意図をわかってもらうよう伝える必要があります。もし伝える側がぶっきらぼうで何を言っているのか分からない、となってしまってはうまく業務が進まなくなってしまいます。またこの伝達には教育するということも含まれます。部下を適切に教育することで明日の戦力に育っていくのです。 このようにマネジメント力はそれまでとは違ったスキルが求められますから、新たに仕事を覚えるつもりでマネジメント力を身につけていきましょう。