用語辞典

研修用語の意味「ビジネスコーチング」

マネジメントクラスのセミナーではよくビジネスコーチングが特集されます。それは部下の能力を最大限に引出し、正当に評価できるだけのスキルを持つことがスタッフのモチベーションを上げることにつながり、社内全体の利益にも貢献するからです。 ビジネスコーチングはマネジメントクラスの部下への指導方法が中心で、管理職そのものの人材の能力や個性、人間力にはあまりスポットを当てるものではありません。そのため人材の性格や気質によってはスタッフの士気が高まらず、常時お伺いを立てたり、根回しをしなければならないなど時間的にもコスト的にも利益を損なう結果が生じることになります。 そのため、このコーチングでは部下との関わり方や話し方、指導の方法などを学ぶ上で自身のヒューマンスキルもアップできるように研修だけでなく、実践レッスンをプラスすることで部下の目になり、相手の立場を思い測るという成果を生み出すリーダーとしてのコーチングスキルもアップさせることができるようにプログラムが組まれています。 手法としては質疑応答やロールプレイとフィードバックという形式で行われます。特に質問をどんな言い方でどんな風に行うかはコーチングスキルの要ともいえるポイントになります。部下が自主的に意見を述べることができるように発言しやすい雰囲気を作り出す必要がありますし、きちんと耳を傾けることで部下が自分の意見を尊重してもらえているという実感を得られるような聴き方でなければなりません。 部下が自分の意志を尊重してもらえていると実感できるようなスキルを獲得すれば、自分で発言したことを実行するように自然と行動を伴うものになりますし、社内全体の利益の拡大を目標にするものになるはずです。 ただ聴くだけではなく、行動が成果を伴った時に正当な評価をし、それが当然に行われるように社内システムを構築するのが管理職の役目になりますので、管理職自身の役目を果たすことも重要になります。