研修受講の体験談

実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。

緊張するのは当たり前だと受け入れるきっかけをくれました...新入社員研修としてコミュニケーション研修を受講

IT企業に営業職として勤務の男性 22歳 T.Oさん

研究者

4年生の大学を経て希望した企業から内定をもらい、就職を果たしました。 内定をもらったばかりの頃にはとても希望にあふれていて、前向きに同期入社のメンバーと話し合っていたのが印象に残っています。 しかし、研修が始まるころにはすっかり状況は変わってしまったのです。 当時は何がどうして変わってしまったのか理解が及びませんでしたが、今思えばきっと鬱病になりかけていたのでしょう。

社内研修を受けてから現場に配属されるとは言っても、実践的に社員として働くのはこの会社が初めての事。 仕事は全て相手がいて成立する物ですから、どんなに分厚いマニュアルがあっても対応しきれないケースはままあるもの。しかし、そういったイレギュラーに対応できるようになるには経験や知恵が必要です。私には残念ながら両方不足していました。 同期入社メンバーを見渡してみると、多くはインターンシップなどで実務を経験してきたと言います。留学経験のあるいかにも有能そうなメンバーも少なくありません。 彼らと比較してみた時、自分は果たしてこの中でやって行けるのだろうかと、とてつもない不安に襲われました。もしもダメだったら転職すればいい。そうだ、もしかしたら入社する会社を間違えたのかも知れない。そこまで気持ちが落ち込んでいる中で、ついに新入社員研修は始まりました。

あの時もしも新入社員研修を受けていなければ、私はきっと転職を実行していたでしょう。まだ何も始まってすらいなかったのに。 そうしていたら、今の私はここにいませんでした。きっと、どこに行ってもしり込みしてしまって、努力できないダメな人間になっていたと思います。 講師の先生が語る内容は、染み入るように私の心に入ってきました。

専門社員研修の受講

新入社員研修で気づかされた大きなものが2つあります。 私は、緊張のあまり正常な思考回路を失っていました。その為に、単純な要素すら目に入らなくなっていたのです。また、その緊張はとても当たり前で、誰もが感じているものなのだとか。 考えてみれば当たり前です。どんなに能力のある人物でも、私と同期の仲間たちはみんな「新人」なのですから。 講師の先生が教えてくれたのは、緊張は誠意の表れだという事でした。 社会に出て、自分の責任において何かを行うと言うのは、どんな仕事であれ必ずリスクをはらんでいる。

だからこそやりがいがあるし、お互いを必要として支え合えるのだと思いました。 社会人として一人前になるというのは、きっとその“怖さ”を受け止めた上で自在に対応できるようになることを言うのでしょう。
あの研修でビジネスマナーを学び、基礎的な能力を身に着けた事によって、少しずつ自信がついていきました。その結果、同僚や関係者ともコミュニケーションを図れるようになったのです。

私はよく同期の仲間や、先輩や上司に話しかける様にしました。自分から近寄って行って質問を投げかけたり、何でもないことでも意見を尋ねる様にしたのです。 自分から働きかける事。相手をつぶさに見つめる事。要望や意志を読み取る事。それが職場でのコミュニケーション、お客様とのコミュニケーションの基本になるのでしょう。 まだまだ至らないところは多く、どんどん先へ行く先輩社員には追いつける気がしません。 ですが、一つ一つの“怖さ”をしっかり受け止めつつ、研修で学んだコミュニケーションの基本を実践しながら、緊張する自分を受け入れていくつもりです。

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