実際に受講された方より、体験談をお寄せいただきました。
転職後の憂鬱を解消してくれたメンタルヘルス研修
介護職として勤務の女性 29歳 A.Wさん
大学卒業後飲食系の会社で社員として働いていましたが、一念発起して介護の資格を取り、介護サービスの職員として再就職しました。 再就職で入所した時、すでに27歳という年齢でしたが、入社した事業所では比較的若手です。幅広い年齢層の人材が従事していて、最も若い従業員は私より10歳近く若い19歳。18歳からこの会社で働いているというので、私にとっては立派な先輩です。 主に高齢者や障害のある方を支える仕事にはやりがいを感じています。 ただ、実際に始めてみると介護職はキツイ事が多いです。もちろん覚悟していたことではありますが、サービスの利用者さんに怒られたり、そのご家族にクレームを付けられたりと、想像以上にハードな状況に、働き始めから3ヶ月で鬱のような状態になってしまいました。
鬱になりかけている、と自覚したきっかけは、事業所の全員で受けたメンタルヘルス研修です。 医療や介護の現場では心に問題を抱えてしまうケースが多く、人材のケアのためにいくつかのセーフティネットが設定されています。この研修もまた、その1つだったのでしょう。 自分ではまだまだ頑張りが足りないだけだと思っていました。もしもこの研修がなければ、今まで自分がもっていたかどうかわかりません。 あのメンタルヘルス研修のおかげで、この仕事を続けていられるのだと思っています。
早番、遅番とシフトに従って不慣れなタイムテーブルをこなし、休みなくサービスの利用者さんのケアをし、疲れ果てて帰宅すればシャワーを浴びて寝るだけ。 勉強しなければならない事、義務付けられた講習の受講にどうしようもなくストレスを感じてしまい、いつの間にか私は利用者さんに対してすら笑顔を見せられなくなってしまっていました。
サービスの利用者さんはみなさん何かしら体調不良を抱えていたり、病気を抱えています。 でも、笑いかければ笑い返してくれる時もありますし、ありがとうと言って喜んでくれたりもするのです。 メンタルヘルス研修を受けて、当たり前かもしれないそんな事に気が付きました。 私の悩みはサービスの利用者さんが私に対してだけ笑顔を見せてくれない事でしたが、研修の後、意識して利用者さんたちに笑顔を向けるようにすると、すぐに結果が現れたのです。
無理にでも笑えば、周りの人が笑ってくれる。話しかけてくれる。
気のせいかもしれなくても、少しは元気が出てくる。
例えば同じ悩みであっても、深刻にうつむいて相談するのと、強気に笑いながら打ち明けるのではずいぶん違って聞こえるはずです。人から違う印象を持ってもらえるだけでなく、ただ少し気持ちが変わっただけで、悩みが軽い物のように思えたのが不思議でした。
未だに笑顔を返してくれない利用者さんもいますが、それでも私はめげません。
いまでは毎日、出かける前には鏡の前で笑顔を確認しています。
利用者さんの誰もがつられて笑ってしまうような笑顔を目指して、頑張っていきたいです。
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研修セレクトでは、内定者、一般社員、販売、管理職など、各種業務にあたる人材に向けた講師をご紹介しています。今回はメンタルヘルス研修を受講した方の体験談をご紹介していますので、ぜひ参考になさって下さい。
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